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等級の引継ぎ – 親子、親族間

toukyuu-shinzoku自動車保険の「等級の引継ぎ」と言った場合、2つの意味があります。
保険会社を変更した時の「(保険会社の)他社間での引継ぎ」と、同居中の親族の中で等級を譲渡する「親族間での引継ぎ」です。

このページでは、「親子、親族間での引継ぎ」に関する下記項目について記します。

親子、親族間で「等級」は引継げる

例えば「等級」の高い父親が、新たに任意保険に加入しようとしている子供に引きついで子供の保険料を安くすることができます。それは、祖父と孫であっても可能です。
ただし、下記条件内である必要があります。

適用条件

自動車保険の引継ぎを行うには、下記3つの条件のうちのどれかに該当する必要があります。

  • 契約者の配偶者(内縁関係含む)
  • 契約者の同居中の親族
  • 配偶者の同居中の親族

注意しなければならないのは、同居中でなければならないということです。もし、子供が独り立ちして別居する予定があるのであれば、別居する前に引継ぎを終えておくようにしましょう。

引き継ぐ手順については、引継ぎの形態によりさまざまです。保険会社に「親族間で等級の引継ぎをしたい」と伝えれば、保険会社からどのようにすれば良いか指示してくれると思います。

親子、親族間で「等級」を引継ぐメリット

例えば、15等級の父親が、初めて任意保険に加入する子供に引継いだ場合、子供は新規保険契約なので本来なら6等級もしくは7等級からとなりますが、一気に 15等級からの保険契約となります。そのため子供が、支払う保険料の割引率は、大幅に高くなり、かなり割安な保険料で加入することができます。

また、もし子供に引継いだ父親もまだ自動車に乗り続ける予定だとしても、引継ぎ後に父親が新規保険契約にすれば、子供よりも年齢が高いため子供が新規保険契約するよりも割引率は高くなり、父親と子供を合わせたトータルの保険料は、「等級」を引継がずにそのまま契約する時のそれよりも安く済むことになります。

それぞれの現在の「等級」にもよりますが、もしそのような状況が整っているようであれば、保険会社の割増引率を確認し計算してみてはいかがでしょうか。

「等級」について詳しくは、下記ページへ
等級とは? – 各等級の割引率

ポイント:
引継ぎのメリットを活かしましょう

親族間での「等級」引継ぎのメリットは、上述したように初めて保険契約した場合でも6等級よりも上位の等級からスタートすることできて保険料が安くすることができるということです。
「同居している」という条件がありますが、条件を満たせるようであれば、利用して保険料を安く済ませるようにしたほうがよいでしょう。

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