車を買い替え、乗り変えた自動車保険はどうする？-「車両入替」

別の自動車を新たに購入したり、知人から譲渡されるなどして現在の自動車から買い替え、乗り換えた場合、自動車保険会社に連絡して「車両入替」の手続きを行わなければなりません。「車両入替」の手順や注意点についてまとめました。

• 「車両入替」の手順
• 「車両入替」の注意点
• 自動車の乗り換えと同時に自動車保険も変えるべき？

「車両入替」の手順

手順はいたって簡単です。乗り換える自動車を購入する販売店などが代理で行ってくれる場合もありますが、どのような流れになるかは把握しておくようにしておきましょう。

1. 新たに乗り換える自動車の納車日を確認
2. 自動車保険会社に連絡し「車両入替」の手続きを行う
3. 納車（乗り換えた自動車に保険契約が引き継がれる）
    

「車両入替」の注意点

納車日には必ず自動車の名義変更が行われていないといけない

納車日=「車両入替」日となりますので、その時点で自動車の名義変更が済んでいないと保険の補償対象となりません。知人などから譲ってもらうような場合、名義変更を忘れてたということがありえますので注意が必要です。

「車両入替」の手続きは、納車（乗り換え日）前に行う。遅くなっても納車（乗り換え）から30日以内に行わなければならない。^※

納車日までに「車両入替」の手続きができなかったとしても納車（乗り換え）から30日以内に手続きを行えば「自動補償」として乗り換え車を乗り換え前の車として補償対象としてくれますが、それを超えてしまうと「車両入替」は不可能となり乗り換えた自動車は保険の対象から外れてしまいます。

保険会社により「自動補償」が行われない場合があります。事前に保険会社にご確認ください。

自動車の乗り換えと同時に自動車保険も変えるべき？

自動車の乗り換えと同時に自動車保険も変更しようと思う方もいるかもしれません。もし、そのような場合は「保険期間通算特則」を利用すれば、等級もそのまま引き継がれるため、新たに条件の良い自動車保険に移ることも可能です。
ただし、途中解約した分の保険料も「返戻金」として戻ってはきますが、満期まで契約を行った場合よりも割高になりますので、よほど良い条件でなければ保険の変更はお勧めしません。もし、良い条件の自動車保険が見つかった場合でも、「車両入替」を行って現在の保険契約継続し、満期日になったら変更するようにしたほうが良いでしょう。

自動車保険の途中解約 – 返戻金は？

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