任意保険では、運転をする人（運転者）を年齢により制限すること…
「40代・50代の保険料を割安に！」- 各社比較
「事故率が低い40代・50代の保険料を割安に！」と謳うCMを最近よく見かけます。これは、保険契約者の年齢によって保険を割安に提供するというサービスです。
各保険会社の違いなど含め以下に記します。
年齢によって保険料が安くなる
年齢によって保険料を安くする（「年齢条件」）というのは年齢別事故率によって設定されており、年齢が低いほど事故率が高く（事故リスクが高い）、年齢が高いほど事故率が低い（事故リスクが低い）という統計結果から各年齢別、年齢層別に保険料が設定されています。
このような事故のリスクの高い、低いによって保険料を変動させる仕組みを「リスク細分型」といい、同じような仕組みでは走行距離によって保険料を変動させる方法があります。
「年齢条件」については、「適用範囲」や「特約との併用」など注意しなければならない点がいくつかあります。下記関連ページの「年齢条件」についてもご覧いただきご確認ください。
各社比較
年齢によるリスク細分を採用している保険会社では、1歳単位で区切ったり、10歳程度の単位で年齢層に区切ったりと各社により設定が異なっています。
採用している保険会社数社をピックアップしてWebサイト上で確認できる範囲でどのように設定されいているか以下に引用掲載しました。
「おとなの自動車保険」以外は、おおよそ21歳から30歳、35歳の中で3つくらいの階層に分けられて設定されているようです。
なお、実際の保険料は、年齢以外の車種や等級などその他の要素との組み合わせにより異なってきます。一括見積もりサイトなどで実際の見積もりをとって比較、確認してください。
| 保険会社 | 年齢限定 |
| おとなの自動車保険 | 1歳刻みで保険料を設定されています。 「事故率は、20代、30代と徐々に下がり、40代から50代にかけて、最も低くなります」とのことだそうで、結果的に40歳台、50歳台の保険料が最も安くなっているとのことだそうです。 |
| JA共済 |
「運転者一定年齢限定保障特約」 運転される方の年齢によりご契約条件が選択でき、年齢条件が高いほど共済掛金が割安となります。
|
| SBI損保 |
「運転者の年齢条件」 3つの年齢区分を設け、リスクに応じた合理的な保険料を算出いたします。
「記名被保険者（車を主に運転される方）の年齢区分」 |
| アクサダイレクト |
「運転者年齢条件特約」 補償の対象となる運転者の年齢を21歳以上、26歳以上、30歳以上に限定し、保険料を割引くことができる特約です。
|
| イーデザイン損保 |
「運転者年齢条件」 運転者年齢条件は、同居のご家族などのうち、運転される最も若い方の年齢に合わせて、4つの区分からお選びいただけます。
|
| ソニー損保 |
「年齢条件」
また、記名被保険者が個人の契約で「26歳以上補償」、「30歳以上補償」の場合、記名被保険者の年齢に応じてさらに細分化しています。 |
| そんぽ24 |
補償される運転者を一定の年齢以上の方に限定するもので、この年齢を高く設定した運転者年齢条件ほど保険料が安くなります。
|
| チューリッヒ |
「運転者年齢条件に関する特約」 運転する人の年齢を21歳以上、26歳以上、30歳以上に限定することにより保険料が安くなる特約です。
|
| 三井ダイレクト損保 |
「運転者年齢限定特約〔運転者年齢条件〕」 運転者の年齢条件は年齢が高いほど保険料が安くなります。
（注）30歳以上補償は保険始期日が2015年9月30日以前のご契約の場合、設定いただけます。 |
| 全労済 |
「運転者年齢条件」 お車を運転する方の年齢を限定することで掛金が割引となります。
|
関連カテゴリー
[Ad]自動車保険の一括見積もりサイト
« 自分にあった自動車保険を見つける »
多くの保険会社から、さまざまな種類の自動車保険が提供されています。
その中から自分に合った補償内容で最も安い保険を選ぶのは大変です。
複数の保険会社へのお見積もりは、Webサイトからの一括依頼が便利です。
お見積もり申し込みは5分ほどで終わります。
無料で簡単、比較が便利な一括見積もりサイトをご活用ください。
