事故が起こった時は、自分が加害者であっても被害者であっても、…
飛び石でガラスが割れた 保険はどうなる?
運転中に小石などが飛んできて自動車のフロントガラスがヒビ割れてしまった。このようなトラブル、損傷時に自動車保険で補償を受けることはできるのかについて紹介します。
- 「小石が当たってフロントガラスが割れた」は保険で保障されるの?
- 小石が当たって自動車が損傷した場合の「車両保険」の適用
- 車両保険を利用する前に等級ダウンのことを考慮に入れて
- いろいろある修理屋さんのサービス(営業努力)
「小石が当たってフロントガラスが割れた」は保険で保障されるの?
飛んできた小石などが当たって自動車に損傷が出た場合、対象となる自動車保険は「車両保険」となります。「車両保険」の適用内容としては「飛来中の物との衝突」などと説明されていることが多いようです。
「車両保険」の適用条件は損保会社によってさまざまであること、また、通常「車両保険」は損保会社では自動的にセットされる保険とはなっておらず、保険契約者が任意で選択、契約しなければならない保険となっていることに注意が必要です。
小石が当たって自動車が損傷した場合の「車両保険」の適用
上記で説明したように「車両保険」が対象となりますが、すべての損保会社で「飛来中の物との衝突」が補償対象となっているかはわかりません。そこで、自動車保険ランキング上位の自動車保険で適用となっているか調べてみました。
ランキング | 損保会社 | 保険対象 |
1位 |
おとなの自動車保険 |
〇 |
2位 | チューリッヒ保険 |
〇 |
3位 | SBI損害保険 |
〇(「一般車両」「車対車+限定A」とも) |
4位 | ソニー損害保険 |
〇(「一般型」「エコノミー型」とも) |
5位 | イーデザイン損害保険 |
〇(「一般型」「エコノミー型」とも) |
基本的には車両保険の適用対象として組み入れられているようです。ですので、今回のような損傷の場合、車両保険契約をしていれば、修理費用として自動車保険を利用することを検討しましょう。
車両保険を利用する前に等級ダウンのことを考慮に入れて
「小石が当たってフロントガラスが割れた」場合に車両保険(契約していれば)を利用して修理費用を賄うことができることがわかりました。ただ、だからと言って安直に車両保険を利用すればいいかというとそういうわけではありません。車両保険を利用した場合、「事故」としてカウントされ次契約から1等級ダウンでの契約となってしまい保険料が割高になってしまいます。
飛び石で損傷を負ってしまったら、先ずは契約している損保会社に連絡して、車両保険の適用対象になるかどうか、等級ダウンなどについて確認しましょう。損保会社では確認だけとの旨を伝えれば受け付けて教えてくれます。車両保険を利用するかどうかは修理費用などを確認した後に保険を利用するのか判断し、伝えるようにしましょう。
いろいろある修理屋さんのサービス(営業努力)
数多くある修理工場の中には「自動車保険を利用して修理した場合は〇万円キャッシュバックします!」とうたっている修理屋さんがあります。
これは、ドライバーと直接やり取りした場合、営業努力としてディスカウントして金額を提示する場合がありますが、保険会社相手の場合は必要ありません。
その分をドライバーにキャッシュバックしようという少し変則気味の営業努力を行っている修理屋さんもあります。
そのようなサービスを行っている修理屋さんもありますので、それらを加味して車両保険を利用したほうが、結果的にお得なのかどうか判断したほうが良いでしょう。
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