交通事故の被害者は損害賠償金などを受け取ることになりますが、…
過失相殺 交差点またはその直近における自動車と横断歩行者の事故
交差点またはその直近における自動車と横断歩行者と事故についての過失相殺の参考例を紹介します。
交差点またはその直近における横断者との事故
交差点は最も交通事故が起こりやすい場所です。ちょっとした不注意が大きな事故に繋がります。横断歩行者との事故ではドライバーが事故直前まで歩行者にまったく気づかず、気づいた時には遅かったということもしばしばあります。特に小さな子供などの場合は余計に見づらいために細心の注意が必要です。
「交差点の直近」のどこまでが「直近」かについての判断が難しいところですが、「損害賠償額算定基準※」では「交差点の状況などによっても異なるが、おおむね交差点から10m以内を考える」としています。
(公)日弁連交通事故相談センター東京支部
幹線道路または広狭差のある道路における広路の横断
歩行者の過失割合 |
20% |
歩行者の過失割合 |
10% |
幹線道路・広狭差のある道路における狭路横断
歩行者の過失割合 |
10% |
広狭の優先関係のない交差点
歩行者の過失割合 |
15% |
上記に挙げた参考例は、多数ある過失相殺基準の中の一部の基準を参考例としてご紹介しています。夜間や幹線道路、歩行者が幼児や老人などのケースでは過失割合が異なりますのでご注意ください。
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