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「カーシェアリング」の自動車保険
最近注目を集めている「カーシェアリング」。必要な時に利用できるということで利用者も増加中のようです。便利な「カーシェアリング」ですが、もしもの時の事故時の補償についても考えておかなければなりません。利用する前には自動車保険はどうなっているのか確認しておきましょう。「カーシェアリング」の自動車保険について紹介します。
「カーシェアリング」とは
これまで自動車はたまにしか利用しないといった人のニーズに答えてきたのはレンタカーのみでしたが、最近では「カーシェアリング」という新たなサービスが注目を浴びています。
月額基本料金を払って会員になれば24時間いつでも好きな時に自動車を利用できるということで人気を得て利用している人も増加しているようです。月額基本料金は、1,000~2,000円程度で、15~30分程度ごとに200円くらいからの料金で利用できます。
「カーシェアリング」の自動車保険
自動車保険内容について代表的なカーシェアリング3社から以下に引用しました。
3社を比較すると人身傷害補償の内容に違いがありますが、そのほかの補償内容に違いはありませんでした。レンタカーの自動車保険の内容ともほぼ違いはありませんが、レンタカーでは免責額(自己負担額)が5万円程度に設定されており、別途低額な免責保証契約を結べば免責0円となる契約形態が多いのと比較して「カーシェアリング」では最初から免責0円となっているサービスが多いことが特徴的です。
タイムズ カー プラス | オリックス カーシェア | careco(カレコ) | |
対人補償 | 無制限(自賠責補償 3千万円を含む) | 無制限(自賠責保険含む。免責0円) | 無制限 |
対物補償 | 無制限(免責額=0円) | 無制限(免責額=0円) | 無制限(免責額=0円) |
車両補償 | 時価額(免責額=0円) | 時価額(免責額=0円) | 時価額(免責額=0円) |
人身傷害補償 | 無制限 | 3,000万円まで | 6000万円まで(無保険車傷害2億円) |
URL | plus.timescar.jp | www.orix-carshare.com | www.careco.jp |
いずれも1事故もしくは1名につき
2017年4月20日調べ
カーシェアリングご契約時には、必ずカーシェアリング会社Webサイトなどで表示されている契約内容、条件などをご確認ください。
「カーシェアリング」の自動車保険の注意点
使いたい時だけしか乗らないといっても自動車で事故を起こせば個人で所有する自動車か否かは関係ありません。賠償や自分への治療費がかかるようであれば支払いが必要になりますし、それらの補償がないと大変なことになります。
本ページに掲載したカーシェアリング各社の自動車保険の内容では人身傷害保険の内容で各社に違いが出ていましたが、できれば手厚い補償があるものを選んだほうが良いでしょう。月額費用や利用料金の兼ね合いもあると思いますが、事故の相手となる被害者はもちろんのこと自分が死傷した場合のリスクも考えておくようにしましょう。
詳しくはカーシェアリング各社Webサイトなどでご確認ください。
また、カーシェアリング契約に関する不明な点などは該当するカーシェアリング会社宛てにお問い合わせください。
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