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60代の保険料例 比較と相場

60代は、子供も独り立ちして自動車を利用するのは自分たち夫婦だけだったり、仕事も定年退職していると通勤で使わなくなったりと、それまでとは自動車を利用する理由も頻度も変わってくる年代です。
本ページでは、保険会社が提示している保険料例を「60代」に絞って車種別に比較し相場を見てみます。

各保険料例で条件・補償内容が異なりますので、単純に安い価格が表示されている保険会社が他社と比較して最も安いというわけではありませんのでご注意ください。

60代の保険料例 車種による違い

ホンダ フィットの保険料
保険料(年間) 20,340円
補償内容
車両保険金額 180万円
トヨタ プリウスαの保険料
保険料(年間) 26,760円
補償内容
車両保険金額 220万円
共通の主な契約条件
年齢 61歳以上
免許証の色 ゴールド
等級 20等級
使用目的 日常・レジャー
年間走行距離区分 ~3,000km以下
保険始期日 2016年1月1日
年齢条件 61歳以上
共通の主な補償内容
対人賠償保険 無制限
対物賠償保険 無制限
無保険車事故傷害保険 2億円
人身傷害補償保険 3,000万円
搭乗者傷害保険 1,000万円
車両保険/種類 限定カバー型
車両保険免責金額 5 – 10万円
免責ゼロ特約 車対車事故のみ
車内身の回り品特約 10万円
ファミリーケア 100万円
共通の主な割り引き
インターネット割引
e証券割引

保険料10秒診断 – チューリッヒ保険会社

上記保険料例では、チューリッヒ保険で車種が異なった場合の保険料を比較しました。
違いは「車両保険」の補償金額です。車両保険補償金額の違いが全体の保険料の差に影響しているようです。一般的に車両保険補償金額は、自分でこの値段と決めることはできず、車体の市場価値によって決まってきます。

60代の保険料は少し高くなる…でも安くしやすい年代でもある

保険料の算出方法は各保険会社により異なるため、一概に言うことはできませんが、60代の保険料は、最も安くなる40代、50代と比較して少し高くなります。
これは、事故の確率を年代別で統計的に算出した結果に基づいて保険料例を決めているためです。
しかし、60代になると子どもも独り立ちしたり、また夫婦だけの生活であれば長距離を必ずしも自動車で移動しなければならないという機会も減るでしょうから、年齢条件や走行距離などの契約条件や補償内容を絞って契約することにより保険料を安くしやすい年代でもあります
無駄な補償内容を省いてなるべく安い保険料で済ませるようにしましょう。

まとめ

60代と言っても人によってその生活環境は60代前半と後半で大きく異なります。異なる大きな要因は「定年退職」です。これまで、毎月お給料をもらっていた生活から退職金と年金の生活に変わります。
人によっては、定年退職後も他の仕事へ移られる方や資産運用などで他の収入がある人もいると思いますが、生活の中身も経済的な状況も一変します。
60代といっても生活環境や経済的環境は人それぞれです。早めに備えて定年退職後の生活をシミュレーションし自動車保険を含めて無駄な出費を抑えるにはどうすればよいか考えておく必要があるでしょう。

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