「等級」は、前年契約の「等級」、「事故の有無、件数」に応じて…
等級 –「事故有係数」の適用期間
同じ「等級」であっても「事故有係数」が適用された場合は、「無事故係数」適用の場合よりも割引率は低く、保険料が高くなってしまいます。
では、その「事故有係数」は、いつまで適用されるのか下記項目について記しました。
「事故有係数」、「無事故係数」の保険料割引率など詳しくは、下記ページへ
等級とは? – 各等級の割引率
「事故有係数」はいつまで? 「事故有係数」は積算される
「事故有係数」は、1度でも事故があると永遠に適用されるのかというと、そういうわけではありません。適用期間は、下記になります。
「事故有係数」の適用期間
- 「1等級ダウン事故」1事故あたり=1年間
- 「3等級ダウン事故」1事故あたり=3年間
ですので、それぞれの適用期間内に事故が無ければ晴れて「無事故係数」が適用されます。
「1等級ダウン事故」と「3等級ダウン事故」の違いについては、下記ページへ。
等級が、上がる、下がる
しかし、残念にも「事故有係数」適用期間中に事故になってしまった場合は、適用期間は、積算されますので、例えば「3等級ダウン事故」を今年と翌年にひとつづつ起こしてしまったとすると、2つの事故となるので、計6年間適用されることになります。
それぞれの適用例を下記に記しましたので、ご参照ください。
例1:18等級で3等級ダウン事故があった場合の等級係数と適用期間
例2:18等級で1等級ダウン事故があった場合の等級係数と適用期間
例3:18等級で3等級ダウン事故1件、その翌年および2年後にそれぞれ3等級ダウン事故1件があった場合の等級係数と適用期間
例4:18等級で1等級ダウン事故1件、その翌年に3等級ダウン事故1件があった場合の等級係数と適用期間
ポイント:
「無事故係数」と「事故有係数」の違いは大きい
冒頭で述べたように同じ「等級」であっても「事故有係数」適用時のほうが、「無事故係数」適用時よりも保険料割引率が低くなり、保険料は高くなります。
その差について比較してみます。
例えば、同じ「11等級」だった場合、割引率(()カッコ内の数値)は以下のように異なります。
ほぼ倍の違いです。
等級 | 無事故係数(割引率) | 事故有係数(割引率) |
11等級 | 0.53 (-47%) | 0.75 (-25%) |
そのほかの等級の割引率については、下記ページへ
等級とは? 各等級の割引率
割引率を見ても自動車保険は、事故に対して厳しいということが分かります。
ガソリン代などいろいろ節約に気をつけている方も多いと思いますが、自動車保険については、事故を起こさないことが、最も節約になります。
事故を起こさないようくれぐれも注意しましょう。
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